「酷な結果が出た方にどう伝えて良いかわかりません」
「宿命にこう出たのですが、これを改善するにはどうすればよいですか」
お勉強を始めてすぐ、まずこの問題に行き当たると思います。
算命学の教科書には、確かにずばりときついことが書いてあったりするので戸惑うことも多いでしょう。
ぶっちゃけて書きます。
改善する必要、本当にありますか?
算命学では、「無為自然に生きる」ことが良いとされ、その人にはそうなるのが自然だということが書いてあります。
ならば、変に改善するとその人らしからぬ生き方になってしまうかもしれません(特に宿命!)。
その人らしからぬ生き方の先には、不満や不幸せが待っているかもしれません。
宿命に沿わない道を歩いていると、いつか宿命に戻す作用が働き大きなアクシデントがくるかもしれません。
私たちの常識は、小さいときやこれまでの人生で誰かに教わったり見聞きしたりして作られたもので、時代や状況によって変わるものです。
結婚した方が幸せ。子供を産む方が幸せ。長生きするのが幸せ。
これらはごく当たり前の、ほとんどの人に共通の認識だと思いますが、世界的には、自然界では、宇宙では、絶対的なことではありません。
その人の幸せは人によって違うのです。
これを、占い師として納得することがまずは第一歩の大きな大きなハードルです。
この人にはこれが幸せなんだなーと納得した上で、それをいかにその人が納得するように伝えられるか?伝えるのに必要なタイミングか?というのも、次の大きなハードルです。
ここに占い師の力量というか、いかにお役に立てるかがかかっていると思います。
また、一時的に不幸にみえることも、後になってみれば幸福の原因になっていたりすることもあります。
例えば旦那が浮気して離婚したおかげで、引っ越した先で素晴らしい職場に恵まれたとか。
改善策は、あるにはあります。
「こうしなさい、さもなくばこうなります」といった宿命なら、それに従えばOKですし、五行の気をバランスよく取り入れたりなどすることで改善することもあるでしょう。
それから世のため人のために陰で善行をしている人は禍が最小限になるそうです。
人によってはお墓参りやお守り、パワーストーンなども効果的です。
詳しくありませんが、吉方位のお水取りなども効果があると聞きました。
でも、私がおもうに一番手っ取り早い方法は、「気を付ける」ことです。
「事故に合いそう」と出ていたら事故に気を付けることです。
それが一番直接的で理に適っているでしょう?
私も、あと数年で命の危険だそうなので、それを回避すべく自分なりに気を付けています。
そりゃあ生きられたら生きたいですもんね。
でも気を付けて、それでも死んだらしょうがないと思っています。
死ぬことを悪いとも思っていないし、後悔のないように生きるだけです。
あと、万が一に備えて見られたら嫌なものなどは処分したりの準備ができますね笑。
つまり、すべての宿命に「悪」はないのだということを知っておいてください。
知ってはいても納得するのには時間がかかるかもしれません。
常識のあるしっかりした方、または一般的な成功を収めている方ほど理解するのが難しいかもしれません。
そういう意味では、苦労してきた方や自分なりの幸せの形を実感している方の方が習得が早いかもしれませんね。
私もまだまだです、特に伝え方の部分!
だからでしょうか、やはり自分の宿命や運命は自分で勉強していただくのが早いと思っています。
今後とも、お互いに気づきをシェアしながらお勉強がんばりましょう☆
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